男人幇演唱會2015 レポート
2015年11月27日〜11月29日
香港體育館


 夏の終わりに結成された男人幇。BigFourとは違う一見不思議な組み合わせはリッチー・レンが役員を務めるレーベルに所属するリッチー、エドモン、黄家強と康仔で構成されてます。
 コンサート開催が決まってから各メディアに出たり、Facebookに動画をUPしたりと積極的に活動してました。
FacebookやYouTubeにUPされている「男人幇が男を助けます!」というお悩み相談動画がかなり赤裸々でそれぞれのプロポーズ話を披露していて必見です。香港の男性ってみんな派手にプロポーズするんだなぁと感心しますよ(笑)「そんなことしなかったよ」という台湾人リッチーがどれだけ3人にたたかれているか(苦笑)。

話が逸れました。
10月に台湾でコンサートを行い、そして11月に満を持して紅館でコンサートです!

…正直な感想、忙しかった(爆)
そのあたりを含めて順に千秋楽の様子をレポートしていきます。例によって会話はヒアリング率1%未満ですのでご了承ください(汗)。

舞台が中央に置かれ、対角線上4か所に小さな舞台が設置されています。中央の舞台は開始前にはトップの写真のように幕で覆われています。
コンサート開始でまずは天井にぶら下がったモニターで4人の映像が。
インタビューなどでも書かれていたのですが、4人には担当があってリッチーと家強で楽曲作り、康仔は衣装デザイン、エドモンはフィットネスインストラクター。その様子が映し出されます。その後…


覆われていた幕が落ちて4人が登場! ”男人幇”でスタートです!
しかし、マイクトラブルで4人の歌声がまったく聞こえない!開始早々のこの事態にざわつく観客、歌い続ける4人、1番が終わるあたりまで続きました。こういうときって時間が長く感じるものですね(・・;)


続いてBeyondの”光輝歳月”。家強の歌声に兄ちゃんを思い出して感動してしまう私でした。
2曲ののち、ご挨拶。4人が次々と「僕のファンの人〜!!」って声をかけるとあちこちから黄色い声があがります。特にリッチーのファンはちょっと落ち着いてと言いたくなるくらいパワーがありました(;´∀`) 

エドモンと家強はいったんお休み、リッチーと康仔で”男人不該譲女人流涙”(男人幇アルバムバージョン)。


そしてソロタイム、康仔からスタート!舞台を囲うスクリーンの中からお着換えして登場、”越吻越傷心”と”假使有日難忘記”を披露。越吻越傷心にはお約束の手拍子付きです(;´∀`)




歌い終わって少しお話し。「今ドラマの撮影中でね…」。壹號皇庭や妙手仁心の脚本家とキャストが再び集まったドラマ「隠世者們」を撮影中という話。スパイのお話しらしいです。
「でね…僕、またゲイの役なんだ…」(観客笑) 私的には妙手のちょっとかわいいゲイから次はどんなゲイになるのか楽しみですけどねw

お話しの後、次の曲を歌い始めたのですが、情けないことに何を歌ったのか覚えてません…というのもここで握手タイムに突入したから。
四隅の舞台やそことメイン舞台をつなぐ花道に一気にアリーナ席の客が流れ込み康仔を待機。もちろん私も待機。しかし康仔が1曲内に来るかどうかわからない。気をもみながら待つファン。が、康仔ファンが集まる所を一番最後になるように回っている康仔…そりゃないよー( ;∀;)。結局、こっちに来るまでに歌い終わっちゃって来ませんでした…

この握手タイムが×(4人+一同)です。その都度観客が花道まで移動、私もその都度押されるように移動、待機。なのでこれまで行ったコンサート中一番忙しいという印象が残っています(苦笑)

エドモンが着替えて登場、”拔河”をデュエット、康仔がはけてエドモンのソロタイムです。

ピアノを弾きながら”衣櫃裡的男人”、その後”七友”で握手タイム、(しかし何度も席を立って移動しても警備に止められない自由がすごいw)。”一路走来”の3曲を歌って、家強が登場、”情人”(男人幇アルバムバージョン)をデュエット。



続いて家強のソロタイム。beyondの歌が続きます。まず”不再猶豫”握手タイムでもあるのですが、この曲でなんと家強が


踊ってる!! 伝説のバンドのベーシストが踊ってる!今私すごく貴重なものを見てる!Beyondの頃もアイドル扱いでいろんなことやらされて踊りもやっただろうけど、この年になっても果敢に挑戦、いろんな意味で感動です(笑)。
歌い終わった後ちょっと息が上がりながら「よかった?」と観客に聞く家強、すごく若く見えるのですが男人幇のメンバーで一番の年上は家強。こんなスタイルのコンサートに参加してるのも珍しいと思うので、個人的に康仔の次に目が離せないのは家強でした。
この後は”灰色軌跡”。私の好きな歌でもあったので思わずうるうるきそうに。

リッチーが登場して”喜歓イ尓”(男人幇アルバムバージョン)を披露。家強が歌い、リッチーが国語でラップでアレンジを加えてます。


リッチーのソロタイムは”浪花一○○”(○は几の下に木)に”我是一隻魚”で握手タイム。そして”心太軟”の3曲。
どれもリッチーの代表曲なので手拍子打つ観客が多く、かなり盛り上がりました。


実は私、ずっとリッチーを香港育ちの台湾でデビューした人だとばかり思ってて、このときに初めて生粋の台湾人だと知り、香港の活動も多いとはいえ、広東語がサラサラと出るのでただただすごいなぁと思うのでした。
でも、前述の動画では容赦ないマシンガントークの香港人3人についていくのに難儀してて、おまけに俗語がわからなくて「ねぇ、それどういう意味?」って聞いてましたね。ちなみに性生活についての話でした(;´∀`)。


それぞれのソロタイムも終わり、着替えて4人でそろって登場、ここから5度目の握手タイムスタート!4人が歌いながら一斉に移動します。 アリーナの観客が花道に集合、4人を待ち受けます。もちろん私もめざせ康仔と握手!いや、もうこうなったら誰でもOK!(笑)
…とこんな状況でしたので、曲も”?科””夢醒時分”までは覚えているのですが、それ以降はわからなくなってしまいました…すいません<m(__)m>





この上下が私の所に一番近づいたときの写真です。望遠なしの2枚。私の興奮もMAX。



康仔と握手はできた!…気がする。いや、家強だったかもしれない。興奮のあまりもうわからなくなってます(・・;)

中央の舞台に戻って、提供企業や協力の感謝を言う時間に。そろそろとラストが近づいてきます。このときに始めのマイクトラブルの謝罪もありました。「僕たちはそのときはわからなかったんだ」みたいなことを言ってたので、裏方も相当混乱してたのかな…。


そして”傷得起”で小休止。

4人が去って観客の手拍子を割って会場に響き渡るBigFour!!そして舞台中央の奈落からせり上がってきたのはディッキーと安仔!!
まるでBigFourのコンサートかのようにポーズを決めてせり上がってくるw 「監督!ちょっと待った待った!!」と音楽を止めるディッキー。「こんにちはー!歌の準備はいいかな!?」と進める安仔に「待て待て、BigFourのコンサートじゃないって」みたいなやり取りが何度もあり(笑) BigFourのコンサートじゃないし歌っていいのかな?とか男人幇よりBigFourのほうが観客の反応よかったらどうすんの、みたいな話(いやもしかしたらそんなこと言ってなかったのかもしれない←)から、じゃぁ一緒に歌ったらって話になったのか、ディッキーが「監督!監督!奈落下げて!!」って落ちていく二人。



程なくして、男人幇とディッキー、安仔が一度にせり上がってきて”火熱動感LaLaLa”で再び会場全体が大盛り上がり!!



興奮と勢いそのままに”対面的女孩看過来”で観客もさらにノリノリです。


舞台の端々まで動きまわる4人ですが、康仔は少ししんどそう…この厚着ですもの(;´∀`) 今回の康仔の衣装は最初の衣装もですがすごい着こんでるのでちょっと重そう…でもレイヤードこそおしゃれのやりがいがあるってもんですよね。
 
MCの間に舞台にソファーと椅子が置かれ、4人そこに座り、再びソロ曲コーナー。
まずは康仔から”那誰”。


エドモンが”連綿遊戯”で続き、家強が”冷雨夜”でようやくベースを披露!最後にリッチーが”傷心太平洋”で締めます。



大トリはBeyondの”海闊天空”!観客も巻き込み大合唱です!


最後に康仔が近くに来てくれて、歌の興奮も加わり、私はもう感動止まらず回りの迷惑顧みず歌ってしまいました…(・・;) 


でも歌わずにいられないくらいこの歌から引き出される一体感はすごかったです。



アンコールはありませんでしたが、満足感に満たされたひとときでした。
男人幇はこのあともマレーシアなどでコンサートの予定、まだまだ活動は続きます。
二度目の香港コンサート、あるといいですね!

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