SO NICE!?

 今回は"marie claire"香港版の企画記事より。
「読者とデート」なんて、なんてうらやましい企画・・・
でも康仔の本音?話がすごく楽しい。そこのところを
拝借しました。

両端がデートした読者さん。うらやましい・・・  ・幻のメロディ
 「初めて買ったレコードは"Saturday Night Fever"。小さい頃から音楽は好きだったけど、それは一般受けしてるのじゃなかった。近藤真彦が大人気だったときも真似したのは髪型だけ。」
 ひとりから「暇なときに、ふと新しいメロディが浮かぶことってある?」の質問からエピソードが。
 「オーストラリアへ向かう機内で、眠れなくって睡眠薬をもらって飲んだんだ。それでも眠れなかったから、フライトアテンダントにウイスキーをもらって飲んだ。そしたら睡眠薬とお酒で『fing 頭丸』の反応が出て(このあたり訳がうまくいかないのですが要するに”ラリった”んだと思います)突然メロディが浮かんだんだ。いいメロディで1曲作っちゃったんだけど、目が覚めたら全部忘れてしまったよ。」

  ・自分で嫌いな曲
 以前、「SOが好きなSOの曲」を紹介しましたが、逆に納得いかない曲もあるのでした。
1,「清者自清」・・・”SO CLEAN”収録のメイヴィス・ファンとのデュエット。これは誰が聴いても納得いくであろう彼の音楽路線に反する曲(笑)
2,「告訴我イ尓要甚摩」・・・”生命色彩”のラスト。意外でしたが「自分の声が聞くに堪えない」らしい。
3,「愛似狂潮」・・・「この曲は実は張宇(台湾のシンガーソングライター)が歌うはずだったんだ。僕にはこういう感じの曲はうまく歌いこなせないんだけど、会社がこういう売れ線の曲も歌ってみようよってのせられちゃって、とうとう・・・」  つらい現実でございます(思わず涙)。

   ・やっぱり大好き  
  中学生のころからファッションが大好きだった康仔。こづかいで「Men's Club」を買って授業中に読んだり、服のデザインを書いたりしてたらしい。デザインだけではあきたらずに・・・
  「山林道(かなり佐敦に近い尖沙咀)で500ドルもする皮を買ってきて、自分のデザインを作ってもらおうとしたんだけど、ひどいのができあがって・・・」 かなり思い切ったことしましたねぇ(^^;)
  「もしお父さんに芸能界入りを許してもらえなかったらやっぱりデザイナーになってた?」という質問に
  「あのころはもう日本語の勉強をしてて、F6(日本で言うと高校2、3年)が終わったら日本へ留学してファッションの勉強をしようと計画はしてたんだ。でも、デザイナーよりは仕事が多いバイヤーになってたかも。」 やっぱり日本語の勉強をしてたんだぁ。「僕はかっこよくないけど、かっこいいのが好きなんだよ」と付け加える康仔なのでした。

  

   ・音楽は車の中で、HMVで、スターバックスで
  「音楽はどんなときに聴くのが好き?」と聞かれて
 「ほとんど車の中で聞くね。でも勉強中の曲、例えばヒップホップとかが流れたらいったん車を止めてじっくり聞くんだ」飽くなき探求心、さすがです。
 よくCD店にいくという康仔、「家にあるCDで10枚中7枚はインストゥルメンタル。ジョージ・マイケルのような好きな歌手を除いたら、この手のがいちばんよく聞くね」と話してるうちにHMVに到着。
 SadeのCDを見つけて「これはおすすめだよ。とてもいい。この後アルバムを作ってないのがとても残念」。日本CDコーナーでも久保田利伸と米倉利紀をふたりに勧めるのでした。康仔もよく聞くのだそうです。 
 といっても読者ふたりはよく知らない国やジャンルのCDのどれがよくってどれがよくないかなんてわからない。選ぶポイントは?と聞くと、見た目のきれいさにはまどわされないこと、必ず試聴することだって。
 「フランスのHMVは試聴スペースがすごく大きいんだ。フランスのブティックは日曜日は休みだから、もう一日中HMVで試聴してる。そうしたらいい曲がたくさん見つかるよ」・・・服が買えない時はそんなことしてるのね。観光はしないのね(^^;)
 まだある。「アメリカのスターバックスコーヒーに行くと、レジの前にスターバックスがすすめるジャズCDが何枚か置いてあるんだ。これを聞きながらコーヒーを飲んでみてってこと。ここならCD屋でいちいち探さなくてもいいよね」
 人から勧められることももちろんある。Beyondの阿Paulから勧められて日本の太鼓をサンプリングした曲を聴いた康仔、後からそれが”鬼太鼓座”の太鼓のサンプリングだと知ったそうな。しかし、香港明星で鬼太鼓座が好きな人多いねぇ。(俳優の黄秋生がご執心なのは有名) で、このデート中にも鬼太鼓座のCDを買った康仔なのでした。

  という感じで2時間、康仔は次の仕事のためにふたりとお別れしたのでした。 あぁ、しつこいけどうらやましい・・・。


 これまでのバックナンバーです。

  「44インチ VS 35インチ」 「ベタベタの5時間」 「たまに行くならこんな店」 「買い物に60万ドル」 「小ネタ集」