永康 越唱越開心 演唱會
        98年12月18日〜20日    香港體育館

 歌手生活13年にしてとうとう実現した紅館でのソロコンサート。わたしが香港に着いたのが18日の深夜だったので、次の日にはきっと新聞記事になってるはずだと楽しみにしてたのに・・・確かに載ってたことは載ってたんですけど、「サミーと安仔、康仔のコンサートへ車相乗り」(東方日報より)。主役よりゲストが記事になってしまうあたり・・・なんだかなぁ。
 さてコンサート。紅館の中へ入ると、ドアのところでCalvin Kleinの香水「CK one」お試しサイズを全員プレゼント♪場所によっては黒ボトルの「CK B」を配ってたところもあったそうです。のっけから康仔らしい。
 PM8:15スタートのはずだったのですが、当然(!?)のことながらきっちり始まるわけがなく20分くらい遅れてのスタート。前奏が続き、それがおさまった途端、バックのスクリーンからスクリーンへボールが跳ねていく映像が。そして舞台の上段からいすにもたれかかった康仔がせり上がってきた!大声援の中、「没有季節的火花」でスタートしたのでした。「イ尓是我的女人」を歌うところ

 ステージは初めに宣言した通り、バックの踊りなしでした。なくても全然さみしいなんてことなかったし、その分十分に耳を楽しませてくれました。特殊効果は全然ないということもなくて、でも花吹雪に花火、あと特筆すべきは人工雪+CKoneの香り!雪が降るとあのコロンの匂いが紅館中に!意外な演出でしたぁ。

 歌は・・・個人的な感想としてはもう鳥肌たつほどすごかったです。普通に持ち歌を歌うだけでもわたしは十分感動したのですが、中盤での黒人シンガーたちとのアカペラ「割愛」は圧巻、彼らとで「Stand by me」や「愛是這様微妙」もアカペラで歌ってくれました。Ted Loのピアノに包以正のギターでジャズナンバーも1曲披露!こんな組み合わせが楽しめるのも康仔ならではでしょうね。
 持ち歌以外も披露、まずは「康仔といえば」といってもいいかなと思う「La La La Lovesong」。日本語の発音がほぼ完璧なのはさすがというべきでしょうか。その曲の間に挟んだのが「熱情的砂漠」。ハーレム・ユーがアレンジしたバージョンです。
 あとなんといっても劉徳華の「イ尓是我的女人」!華仔とはまた違うソフトな感じでぜひともライブCDに収録してもらって何度も聴きたい1曲です。この曲にはバックにビデオが流れるのですが、これでなんとセミヌードを披露!「東周刊」ででっかい記事になってたので別ページ"SO NICE!?"でじっくり紹介しましょう、お楽しみに(笑)もう観客「ひゅーひゅー」「うお〜っ」言いまくり(わたしもそのひとり^^;)で、歌い終わって康仔ひとこと「からかってる?」(笑)

  MCはさすがにわからなくって悔しい思いをしましたが、はじめは、おかげさまでチケットが当日4時間で完売しましてどうもありがとう、ってなことを言ってました。ここまではわかったんだけどね。次からがわかんないのねぇ(T_T) ケリー・チャンや張衛健、梁漢文からのメッセージビデオもあったのですが、ケリーが「彼はおしゃれのことばかり考えてる」みたいなことを言ってた(笑)ディッキーにいたっては「もうけてんだろぉ」
って言ってたような・・・(後日談:全然違うこと言ってたそうです^^;) 服は3着目、アンディ・ホイと一緒

  ゲストについて。許志安が初日と最終日に登場、最初メッセージビデオかと思ったら康仔が出てきて「そこで何してんの?」で舞台へ。安仔には康仔が歌うときのくせ(こぶしをにぎったりとか)をまねされてからかわれてました。2日目は鄭秀文。サミーにもからかわれる、康仔てば朋友の間ではそんな役回りなのか(^^;) サミーがしきりに「ジジ」(後日漢字で「豬豬」と書くことが判明)と呼んでまわりが大笑いするので、同行の香港朋友に聞いたところ、康仔の彼女、阿Sueは普段、康仔のことをそう呼んでるんだそうで。舞台から降りぎわにもサミー、「じゃあね、豬豬」と追い打ちをかけるのでした。
 初日と2日目がゲスト少なめ(あと彭家麗とデュエット、呉國敬が花束もってきた、でも歌ってくれなかった)だったけど、最終日はうって変わってゲスト多数!
 安仔とはちょうど同じ日にテレビでやっていたIFPI授賞式も一緒に。二人ともゴールドディスクまたはプラチナディスクを獲得しました。あとドラマで共演したBobby欧陽震華。(生Bobbyに思わず叫んでしまったわたし^^;)彭家麗とは初日同様「従不喜歓孤單一個」を歌いました。呉國敬張衛健梁漢文なども花束もって駆けつけ、朋友のコンサート開催を喜び、抱き合ってました。
 それから「越吻越傷心」を歌いながら現れた張学友!御大の登場にこのときばかりは康仔のほうが緊張してて、学友の言葉を神妙に聞き、お褒めの言葉に恐縮してました。

衣装3着目 ステージには上がってないけど、見に来た明星も数知れず。2本のドラマで共演した俳優たち、呉啓華、林保怡、「プチ学友」の張家輝(冗談じゃなく似てるの!!)などがたくさん来てたほか、ミッシェル・リー、グラスホッパー(なぜか弟除く)などなど・・・もちろんご両親はじめ家族親戚一同や正東のボスも来てました。阿Sueは最終日だけ見に来たそうです。で、ステージから愛の告白をしたそうなんだが、やはり言葉がわからないので後日りんご日報でそれを知ったのでした。つくづく幸せ者だなぁ。

 こうして多くの人たちに祝福されて、康仔も感激して泣きそうになってました。バンドメンバーとして参加していた長年のパートナー黄尚偉とも固く抱き合い、大きな拍手がわき起こってました。こっちまでちょっと感動してしまいました。ファンのみならずみんな、このコンサートを待ち望んでたんですよね。

  ラスト、歌い終えて康仔が引っ込んだ後、スクリーンには「To Be Continued 1999」の文字が。その言葉通り、今年3月10日から14日まで紅館で続きが早くも決定したのでした。

 最後に何を歌ったかを順不同で。抜けてるのもたくさんあると思うのですがこっちは興奮しすぎて記憶が定かではないのです、すいません(-_-;)

 ・没有季節的火花  ・SOL #4  ・譲我暖一些  ・開玩意  ・絶情  ・失眠  ・La La La Lovesong  ・熱情的砂漠  ・有人喜歓藍   ・信不信由イ尓  ・従不喜歓孤單一個  ・ 山水有相逢  ・イ尓是我的女人   ・独立宣言  ・割愛   ・愛是這様微妙   ・Stand By Me  ・情来自有方  ・越吻越傷心  ・男人不該譲女人流涙  ・假使有日能忘記  ・不想獨自快楽

 いかがでしたでしょうか。少しでも様子をお伝えすることができたらうれしいです。


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