ポスター

 2002年3月から約1ヶ月、TVBで放送された初主演ドラマです。これまでの康仔のイメージと正反対の役を演じるということで話題の作品になりました。
 ほんとにがらっとイメージ違うので、「妙手・・・」や「壹號・・・」のイメージを康仔にお持ちの方は心の準備をしてからお読みいただくことをおすすめします(笑)。

 ・ 康仔演じますは陳大喜、広州で名士とうたわれた状師(今の弁護士のような仕事をしてた人)陳夢吉の孫で”喜官”と呼ばれてます。もともと聡明で能力を持ちながら、努力をしないで向上心もなくおじいさんの威光にあぐらをかいて勝手きままなことをし、移り住んだ香港で”太平紳士”という重職につきながらその身分を省みず風俗に目をキラキラさせ、博打に入れ込んでしまう・・・まぁ、はっきりいってアホぼん、どら息子です(^_^;) でも根が純真で、正義感があり、話が進む中で大器に成長していきます。

・喜官をめぐる人々・・・ポスター左がもうひとりの主役、戴歓(陳慧珊飾)。喜官に婚約者の冤罪裁判の弁護を頼んだのがきっかけで出会い、奇妙な縁で陳家のメイドとして働くことになります。敵対関係から徐々にお互い惹かれあっていきます。あと、祖父の時代から陳家に仕えている呉三省(蒋志光飾)、喜官の幼い頃からの許嫁、容蓉(汪琳飾)、容蓉に密かに恋する緑衣隊長[今では何にあたるのでしょう?誰か教えてください]の武龍(欧錦棠飾)が重要人物です。

 ・清朝末期の広州。名はあっても実がなく、偉大な祖父陳夢吉の威光だけでかろうじて保っている陳家。今の主人陳大喜は先に書いたようなていたらく。爺やの苦労も増えるばかりです。
 一方、戴歓は婚約者とようやく結婚となり幸せの絶頂が急転、婚約者が殺人の罪で捕まってしまいます。冤罪を信じる戴歓は遠い香港でメイドの仕事をする約束で工面したお金を持って街で名状師と有名な大喜に弁護の依頼をするのでした。
 しかしいざ裁判の場に立ってみれば見掛け倒しの大喜、婚約者はかろうじて死罪はまぬがれたものの、殺人の罪を着せられ、戴歓は大喜に失望します。
 戴歓は失意のまま、約束どおりメイドの職につくために香港へ。大喜も容蓉の父に請われて香港へ渡ります。
 イギリス領の香港は広州から出てきた大喜にとっては別天地。おまけに容蓉の父の推薦を受けて”太平紳士”という地域の裁判官的名誉職について意気揚揚。でも唯一食事だけは慣れず、メイドを雇うことにしました。が、やってきたのはなんと戴歓だったのです・・・。

 大喜は”太平紳士”の役目として以降いろんな事件に対峙し、危機におちいったりもするのですが、しっかりものの戴歓の協力を得て(というか戴歓に尻をたたかれて^^;)事件を解決していき、自身もお祖父さんの名に恥じない状師に成長していきます。

TVBのHPにはもっとくわしい解説が載ってます。主題歌も映像つきで見られるのでぜひ行ってみて下さい。

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