蘇永康 SO I SING 08 演唱會
2008年11月14日〜16日  国際展貿中心 匯星(Star Hall)

 台湾の感動から1年。しかし、私たちがもうひとつ待ち焦がれていたこと、それは香港でのソロコンサート。
 最後の香港でのソロコンサートから6年…長かった…でも待った甲斐がありました!私は千秋楽の16日のみですが、行ってきました。
 なにより、これまでとは曲のセレクトが違うことにびっくり。ファンのかゆいところに手を持ってきてくれたような(笑)コンサートでした。
 去年と同様、いやそれ以上に興奮状態でありましたのでそのせいで記憶も一部ぶっ飛び…(/_;)またもつたないレポになりますが、興奮が伝わればうれしいです(苦笑)。

 今回コンサートの会場は九龍湾にある国際展貿中心。 地下鉄の九龍湾駅からシャトルバスが出ています。この日は

 Star Hall入り口前ではコンサート初日に発売された広東語アルバム”SO I SAY”と国語アルバム”擁抱”を販売。売るのは香港の康仔ファンの皆さん!あぁ、これぞ康仔愛。買わずにいられませんでした。実はこんな販売されてないと思って街中のCD屋で買っちゃってたんですが(^_^;)。

Star Hallはこれまたじっくり聞くにはちょうどいいキャパ。 入り口にはお祝いの花が飾られていました。4兄弟や古巨基やニコラス・ツェ夫妻など友達に加えアンディ・ラウなどの大物までそうそうたる面々。このコンサートの期待のほどがうかがえます。客席にも芸能人とおぼしき人たちが多数…始まる直前に梁漢文が目立たないようにやってきて一番前に座りました。この日はエドモンドだけでしたけど、初日は安仔やディッキーも来たそうです。オープニングのジョーイのギターソロ。

康仔登場!

 PM8時半を少し過ぎて、場内が暗くなり、ジョーイ・タンのギターソロで始まりました。くぅぅぅ、こんな始まり方してくれるのかぁ〜っ、のっけからうれしいじゃないかぁ!(^^)!ギター音が胸に響く…やがて康仔登場!”燈火欄柵處”でスタートです。 スタートがこの曲か、と冒頭からこれまでとは異なる展開に驚きと興奮でいっぱいです。涙が出そうになりましたよぉ。 しかし紫に染めた髪を生で見てちょっとびっくり(笑)。

 ”獨立宣言””SOL#4”とこれまでのコンサートなら中盤あたりに持ってきてた曲を冒頭でさっそく歌ってくれました。おぉぉ、やはりこれまでとは一味違う。「この曲覚えてるかな?」みたいなことを言ってましたが、忘れるものですかっ。(曲名はなかなか思い出せなかったけど^^;)

没有季節的火花””有人喜歓藍”といったコンサート定番曲も歌ってくれました。でも今回は恒例の友達出演ビデオはなしです。

来夜方長デュエット

 やがて外人女性が壇上に現れて「?」と思ってたら”来夜方長”をデュエット。このCorinnaさん、見た目と違って広東語がとっても流暢なものだからなおびっくり(笑)。すごく聴き応えあるデュエットでした。彼女はこの後、最後までコーラスとして参加していました。

 1回目の着替え。

赤いジャケットを脱いで。























 1回目のお着替え。ちょっとハードな衣装で”失眠”もちょっとハードな曲調のスペシャルバージョンです。その後”恋愛実験”や”眉来眼去”と続きます。”恋愛実験”なんてコンサートで歌ったの初めてではないでしょうか。聞いてもわからなくてほかの人に教えてもらう私なのでした(^_^;)

 「6年ぶりにアルバム出しました。もう買ってくれたかな?」のMCの後、最新アルバム「SO I SAY」から”Yes I Do”を披露。

2回目のお着替え。

 ドラマ壹號皇庭シリーズのオープニングテーマ曲が演奏され、その後2回目の着替えの康仔が再登場。このドラマの主題歌だった”假使有日能忘記”を歌います。スーツ姿は似合いますなぁ(^^)。羽織ってるファーが少々暑そうでしたが…。

 続いてLoveをテーマにした選曲が。まずはナット・キング・コールの”LOVE”。続いてジャズ調にアレンジした”不想獨自快楽”。
 MCではデートの話。デートの4段階「1.手をつなぐ。2.抱きしめる。3.キス。4.相手のことを理解しようとすること」。若い頃、1から3まではクリアできたけど4はできなかったそうな。やはり若いときはキスまでこぎつけるのに必死になるもの(笑)。そして若いときほど恋愛にいろんな夢を見るわけで、でも「今望むのは夢に出るような恋人じゃなくて・・・」で最新アルバムから”紅顔知己”を披露しました。(紅顔知己って四字熟語が辞典に載ってないんですよ…でも「知己」は互いに理解しあっているって意味です)そして謝安hの歌”[喜喜]帖街”、続いて呉雨霏がゲストで登場、”従不喜歓孤単一個”をデュエットしました。

呉雨霏とデュエット

続いてお話は大好きな服のこと。大体こんな話…「ある日服を買って、そのときは『もうこれ以上買わないぞ』って思って家に帰るんだけど、でも次の日になったらまた買っちゃうんだよなぁ」(笑)。そして曲は最新アルバムから”黒色禮服”。

そして”男人不該女人流涙”で舞台を去る康仔。え、もう終わり!? そんなわけないっ、早々にアンコールが始まりました!羅文の曲”浪淘沙”を歌った後、いろんな人に丁寧にお礼の言葉を言う康仔。バックバンドにも紹介しながらお礼を。したらば中段からひょこっと現れたのはマーク・ロイ!ずっと座っててセットや楽器に隠れてたから気づかなかった…しかし、相当太ったな、Mark…(^_^;)あなたがバンドメンバーであることよりもそっちに気がいってしまいましたよ…(苦笑)。Markは今回のコンサートの音楽監督なので、康仔も特にお礼を言ってました。
 いろんな人にありがとうをこめて”老死”を歌う康仔。この曲の間、始まる前に撮ったと思われる多くの観客がスクリーンに映し出され、続いて安仔や欧陽震華やエドモンド、呉国敬などなど、多くの友達の姿も流れました。みんなこのときを待ってたんだよねぇ。思わずうるっ。

アンコールのときの衣装。めがねはラメラメです。

 そして思えばこの曲まだ歌ってなかったやんっ、の”越吻越傷心”でお開き。 でも素直に帰るファンではないっ。アンコールを叫び続ける私たち。しばらくして、バンドメンバーも帰って来た!康仔も出てきた!再アンコールの始まり!”情来自有方”を再び歌ってくれました。そしてお母さんに感謝の言葉を。お母さんは毎日見に来てたそうで、このときもずっと見守るように見ていらっしゃいました。 今の彼女も3日間見に来てたそうです。続いて再び”男人不該譲女人流涙”を歌って手を振ってまたステージを降りました。

 さすがにもう終わりだろうと会場を出て行くお客さんもちらほら。でもわたしたちはあきらめない。もっと大きな声でアンコール!を叫び続けました。
 したらば。めがねのスクリーンに「出てきてほしい?」みたいな言葉が!勢いづくアンコールの声。そしてスクリーンには「もっと声出して!!」。そりゃ叫び続けましたさぁ。大人になってからこんなに限界まで叫んだことないです(^_^;)。

 康仔三度登場!!ファンのボルテージは最高潮!帰りかけた観客もあわてて戻ってきた(笑)。2回目の”従来未発生”と”越吻越傷心”の大合唱でほんとうにお開きとなりました。

 めがねのスクリーンのほかに両端に大きなスクリーンがあって、前では2台のカメラで追いかけた康仔の姿がずっとそのスクリーンに映しだされて後ろの席人も楽しめるようになってました。あわせて全曲の歌詞もスクリーンに映してくれたので、わたしはほとんど歌いながら(声は出しませんが)見てました。今回、康仔コンサート初体験の人も一緒だったのですがこの歌詞字幕のおかげでわかりやすくていいって好評でした。
最後の最後スクリーンに映るスタッフロールで康仔が自ら舞台デザインやイメージをプロデュースしてたことを初めて知る私なのでした。そうと知ってればもっと見方が変わったのに(笑)。 でも知らなくても康仔のこのコンサートにこめた思いは十分に伝わりましたですよ。これまでになく楽しめました、はい(^^) 

 では、16日に歌った曲のリストです。

1.燈火欄柵處  2獨立宣言  3.SOL#4  4.請將音量収細  5.没有季節的火花  6.有人喜歓藍  7.来夜方長(Corinnaさんとデュエット) 

【着替え】 8.失眠  9.黒夜不再来(イーソン・チャンの歌) 10.恋愛実験  11.眉来眼去 【MC】 12.Yes I Do  13.情来自有方 

【壹號皇庭テーマ曲】【着替え】 14.假使有日能忘記  15.譲我暖一些  16.LOVE(ナット・キング・コールの曲)  17.不想独自快楽 
 
【MC】 18.紅顔知己 19.[喜喜]帖街(謝安hの歌)  20.従不喜歓孤単一個(呉雨霏とデュエット)【MC】 21.黒色禮服  22.従来未発生

23.男人不該譲女人流涙  

<アンコール>    24.浪淘沙(羅文の歌) 【MC】  25.老死  26.越吻越傷心 
<再アンコール>   27.情来自有方  【MC】  28.男人不該譲女人流涙  
<再々アンコール> 29.従来未発生  30.越吻越傷心

このあとすぐに台湾コンサート、見に行けないのが残念だけどがんばれ康仔〜!
次は新しくなった紅館でコンサート、期待してます!

BACK