蘇永康”弦情達意”演唱会レポート

2003年8月1日 Singapore Indoor Stadium

 

  行ってまいりました、シンガポール。初めてのシンガポール、初めて香港以外で見る康仔。初めてのことだらけ、上のポスターにもあるようにシンガポールは簡体字が通用しているということすら知らなかった私(^_^;) でもその分新鮮な気持ちでみることができました。

  会場のSingapore Indoor Stadiumは中心街からもそれほど遠くないところにある体育館です。でも紅館よりゆったり(というか紅館が客席の角度が急すぎるんだよね^^;)。なかなかきれいです。
  チケットに書いてある時間に始まらないのはここも同じです(苦笑)。しかし今回は離婚騒動のさなかにあり、コンサート前日にも阿Janeのインタビューが康仔より先に行われて新聞の1面を飾ってましたから康仔の心境いかばかりか、コンサートに影響しなきゃいいけど…と少々不安でもありました。

ステージ全景。 20分近く遅れてスタート。オーケストラの演奏がしばらく続き、”男人不該譲女人流涙”で康仔登場!多くの観客は「こんなときにこの曲で始めるか…」と思ったに違いない(汗)。と同時に私は彼の1着目、白ジャケットに黒の蝶ネクタイを見て「内山田洋とクールファイブかい…」とつっこまずにはいられませんでした(^_^;) 下はジーンズだったんですけどね。
 続いて”譲dongイ尓的人愛イ尓”を歌った後、シンガポールでは必ず聞くという言葉「国語で話したほうがいい?それとも広東語のほうがいい?」大多数は広東語に大きな拍手を送ってました。(でも時々は北京語も交えてました。)
 これまでシンガポールで3回コンサートをしてるという康仔、いきなり「ちょっと教えて、コンサートに僕の歌を聞きに来てくれたんだよね…」…わたしの聞き間違いか!?何を聞くかいきなり(^_^;)。もちろん大きな拍手、「…そうか、じゃあよかった。・・・・・・途中にトイレ休憩はとるからトイレはその時にね」 さりげなく釘をさすのでした。スポットライトを観客に向けて康仔が照明さんに「あっち、あっち!違う、その上!そこは天井でしょ!」みたいな指示をするですが、確かトイレで席を立ったヤツは誰だ!?みたいなことを言ってたような。みなさまも中途退席はやめましょう(って絶対しないよねぇ〜1分1秒が惜しいのにさぁ)。楽しんでもらえるようしっかり努めます、という言葉とともに「この時間でリラックスしてくれるとうれしいです。みんな生活や仕事のストレスがあると思うから。・・・・・・僕もだけど。」あいたたた・・・(>_<)。

で次は「みんな知ってるよね?」でF4”流星雨”を披露、康仔が歌うと聴き応えがあります。でまたちょっとおしゃべりタイム。またも長男ディッキー(孫悟空姿が画面に登場)をネタにあげて、彼の母親はこの姿がまさか自分の息子だとは気がつかなかったとか、息子がこれで人気者になっても寝室にはあちこちにF4のポスターが貼ってあるとか、言いたい放題やな、あいかわらず(笑)。 

 グランドピアノの演奏とともにテレサ・テンの曲を披露したり、バイオリンをバックに”I Believe”(この曲を康仔で聴きたいと思ってた私にはうれしいサプライズでした)、またギターソロとともに英語の曲(曲名がわからないのですがミニー・リパートンの”Loving you”のフレーズがちりばめられた曲です)も聴かせてくれました。その後、舞台袖からグラスホッパーの一傑が登場!でも花束を渡すとさっさと引っ込んでしまったのでした。わざわざ香港から来たのにもうちょっと話してほしかったなぁ。これがその”買ってね”のお姿。服は1着目です。

 ”SORRY”を歌って突然裏に引っ込んだ康仔、ボードを高く上げて再登場。そこには「15分間休憩です」。ゆっくりとみんなに見せておもむろに裏返したそこには「CD買ってね」(聞くところによると「買ってね」よりもっと強い表現らしい^^;)の文字が…表よりもさらにゆっくりとまんべんなく観客に見せる康仔…痛い…痛いよぉ、康仔〜(ToT)

 で、この”買ってね”ボードは休憩中もずっと舞台に置かれ、観客に静かにプレッシャーを与え続けるのでした(笑)。

舞台に置かれたボード

  後半へ続く-to be continued-